2025.04.14
⁻『大阪にお住まいなのに、京都の学校を選んだ理由は何ですか?』
看護大学・看護学校の入試の面接では、時々こんな質問が飛んでくることがあります。
「大阪に住んでいるのに、なぜ京都の学校を?」
一見、単純な疑問のように聞こえますが、実はこの質問の裏には、面接官のさまざまな視点や想いが隠れています。
●「この学校への志望度は本物かな?」という面接官の気持ち |
大阪には看護師を目指せる学校がたくさんあります。 それでも京都の学校にわざわざ足を運んで受験してくれた。ということは、きっと何か特別な理由があるのでは…? 面接官は、志望理由の“本気度”を確かめようとしているのかもしれません。
「合格しても、やっぱり地元の学校に進学されるのでは…?」と不安に感じている可能性もあります。
だからこそ、「なぜこの学校を選んだのか」「合格したら本当に入学するつもりなのか」を、面接ではしっかり伝えることが大切です。
●「どんなところに惹かれたのかな?」面接官の素直な興味 |
また、この質問は単純に「どこに魅力を感じて選んでくれたのかな?」という、面接官の素直な関心から来ている場合もあります。
たとえば、
・京都の学校ならではの教育方針
・少人数制の授業や実習環境
・オープンキャンパスで感じた雰囲気の良さ
など、実際にその学校を選んだ理由を具体的に伝えると、面接官も「うれしいな」と感じてくれるはずです。
●通学時間の長さも面接官は気にしています |
京都の学校に通うとなると、どうしても通学時間が長くなります。 1時間以上かかる場合もありますよね。
面接官は「ちゃんと通えるかな?」「疲れて続かないんじゃないかな?」という心配をしているかもしれません。
その場合は、
・通学時間について家族と話し合っていること
・通学時間も有効に使いたいと思っていること(復習や読書など)
など、前向きに考えている姿勢を伝えると安心してもらえるでしょう。
●将来は京都の病院に就職を考えているのかも? |
京都の学校を選んだ理由として、「将来、京都の病院で働きたい」という想いがある場合もあるでしょう。 面接ではその気持ちもぜひ伝えてください。 ちなみに、京都の病院は歴史ある医療機関が多く、患者さんとの関係性を大切にしている職場が多い印象です。
一方、大阪の病院は高度医療や救急医療に強く、スピード感が求められる環境が多いかもしれません。
自分の性格や将来の看護師像に合う方を選んだ、という理由も立派な答えになります。
●もしかすると「家庭の事情」や「自分だけの理由」があるのかも |
中には、家族の関係や引っ越しの予定など、プライベートな事情で京都の学校を選んでいる方もいるかもしれません。 その場合は無理に詳しく話さなくても構いませんが、 「家庭の事情で京都の学校を選びました。通学は問題ありません」と簡潔に伝えるだけでも、面接官は納得してくれることが多いです。
●まとめ |
「京都を選んだ理由」は、あなたの志望理由そのもの。
「なぜ京都の学校を?」という質問は、志望理由を深掘りするためのひとつの入り口。
大阪に住んでいながら京都の学校を選んだということは、それだけで「特別な理由があるのでは」と思われています。 だからこそ、 この学校だからこそ学びたいと思った理由 通学の工夫や継続の意志 将来のビジョン(京都で働きたいなど) を、自分の言葉で丁寧に伝えていくことが大切です。
面接官も、あなたの「京都を選んだ理由」がしっかりしていれば、むしろプラス評価をしてくれるはずですよ。
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