2025.04.02
⁻『あなたにとってよい看護師とはどんな看護師ですか。序論・結論・本論の順に作文をしましょう。(600字)』
入試の小論文や作文では、「よい看護師とは?」というテーマが頻繁に出題されます。このテーマは看護の本質を問うものであり、受験生の価値観や思考力が試される重要な課題です。今回は、「よい看護師とはどのような人物か」を考えながら、どのように小論文を構成すればよいのかについて解説します。
● よい看護師とは |
「よい看護師」の定義はさまざまですが、以下のような要素が共通して求められます。
患者の気持ちに寄り添える
看護師は、患者の身体的なケアだけでなく、精神的な支えとなる役割も担います。患者が不安や痛みを感じているとき、温かい言葉や丁寧な対応が安心感につながります。相手の立場に立って考え、寄り添う姿勢が求められます。
専門知識と技術を持ち、適切な判断ができる
医療の現場では、迅速かつ正確な判断が求められます。そのため、看護師は医学的知識を身につけ、技術を磨く必要があります。例えば、バイタルサインの異常を見逃さず、適切な対応を取ることができるかどうかが、患者の命を左右することもあります。
チーム医療の中で協力できる
看護師は医師、薬剤師、リハビリスタッフなどと連携しながら働くため、協調性が不可欠です。情報共有や報告・連絡・相談(ホウレンソウ)を徹底し、スムーズな医療提供に貢献することが求められます。
倫理観を持ち、誠実に対応できる
看護の現場では、患者のプライバシーを守り、公正で誠実な態度を保つことが大切です。また、どんな状況でも冷静に対応し、患者の権利を尊重する姿勢が必要です。
患者や家族、同僚から信頼される
患者さんだけでなく、その家族や職場の同僚からも信頼される存在であることが「よい看護師」の条件です。信頼関係を築くことで、患者とのコミュニケーションが円滑になり、より質の高い看護が提供できます。
●小論文を書く際のポイント |
このテーマで小論文を書く際には、以下の点に注意しましょう。
主観的になりすぎず、具体的な根拠を示す
「よい看護師とは、優しさが大切です」というような抽象的な表現だけでは、説得力が弱くなります。
「以前、入院した際に看護師が夜中でもこまめに様子を見に来てくれ、安心した経験がある」など具体的な事例や経験を交えて説明すると、より明確な論旨になります。
なぜそう考えるのかを明確にする
「看護師は患者の気持ちに寄り添うことが大切だ」と述べるだけではなく、「患者は病気に対する不安を抱えており、精神的なサポートが必要だから」など、なぜそれが重要なのかを説明することで、説得力が増します。
自分は将来どのような看護師になりたいかを述べる
「私は、患者さんが安心して治療を受けられるよう、温かい対応を心がける看護師になりたいと考えています。そのために、専門知識を深める努力を続けていきます。」など、小論文では、自分の将来像を述べることで、より説得力のある文章になります。
●まとめ |
「よい看護師」とは、単に技術があるだけではなく、患者や家族、同僚から信頼される存在です。患者の気持ちに寄り添い、倫理観を持ち、適切な判断ができる看護師こそが、質の高い医療を提供できると言えます。
入試の小論文では、こうしたポイントを踏まえ、自分なりの考えを明確にし、論理的に展開することが求められます。これから看護の道を志す皆さんにとって、この記事が小論文の準備に役立てば幸いです。
看護予備校、准看護予備校を選ぶなら京都・大阪・滋賀・兵庫から通いやすいアルファゼミナール